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  3. 「い1」 柱の落書きではありません

上越市で家の新築やリフォーム工事をしています

スタートホーム(有)星野材木店の

星野哲です。

 

最近、手術を受けたOB様とお話ししてきました。

元気そうにニコニコしながら病院での生活を教えてくれました。

印象に残ったことを一つご紹介します。出血を伴う手術で手術が終わった後も

3日間輸血を受けていたそうです。今は血液が不足しているのですね。

1日目は本物の血液だったそうですが、2日目と3日目は

人造の血液だったそうです。血液は作ることできるんですね。

また、コロナとか季節的なこともあって血液が不足しているんですね。

温かい春になったし、誰かの役にたつということで、献血しようかなと思っています。

健康はありがたいですね。今日も元気にいきましょう。

 

 

さて、

建前をしたばかりのお客様から言われた一言をご紹介します。

「柱に墨で「い一」とか文字が書いてあるけど、懐かしく思い出しました」

 

最初、何のことかわかりませんでした。

じっくりお聞きしたらわかりました。

 

お客様のお父様は大工さんをされていたそうです。

子供の頃に作業場に行くと家の部材になる木材が山積みに。

柱などの部材には墨で文字が書かれていました。

文字を見て懐かしく思い出したということです。

いろいろなところに子供の頃の記憶ってあるのですね。

楽しんでもらってこちらもほっこりしました。

 

この文字は何かというと、「ばんづけ」といいます。

家のどこに取り付ける部材なのか位置を示しています。

トップの写真は「は6」と書いてあります。

家のどこの部材になるのかがわかります。

 

「いの1番」があります。

「い」の横隣に ろ、は、に、ほ、へ、と、・・・・・・

「1」のタテ隣に 2、3、4,5,6、・・・・

柱でいえば座標なのです。

 

これがあるおかげで、建前がスムーズに早く作業できます。

何人もの大工さんが同時にそれぞれ分担して早く作業できます。

図面をいちいち確認しなくても正確に作業ができます。

すごい工夫ですね。

 

 

星野も最初見た時、意味がわかりませんでした。

何か書いてあるけど、これは何だろう?

何の意味があるのだろう?

落書きかもしれない。

 

とか思ってしまいました。

機会があれば気にしてみてください。

 

 

 

家づくりのこと、家のリフォーム、メンテナンスといった困りごと。

ご質問やご相談ありましたらスタートホームの星野哲までご連絡ください。

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