今日の現場の出来事
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本家の力(ほんけのちから)を感じました
太い柱や梁、
広大な空間、
立派な仏壇や庭。
何代も受け継がれてきた古民家を訪ね、
その造りと歴史に
材木屋として驚かされました。
今日はそんなお話です
身近な木の家のお医者さん マイホームドクター
一級建築士 スタートホーム(有)星野材木店の星野哲です。
今日も元気でいきましょう!

上越市内なのですが、
ちょっと中心部から外れたところにある、
あるお宅へ訪問してきました。
「ちょっと見てください」と、
いろいろと案内していただいたのですが……
その中で、一番驚いたのがお住まいでした。

古民家って
ありますよね。
太い柱。
太い梁。
そして、とんでもなく高い天井。
10畳くらいの部屋が、
まるで小部屋にしか感じられないほど、
豪華な大空間が広がっています。
「これはすごいなあ……」
思わず見上げてしまいました。
さらに驚いたのが、
仏壇です。
仏壇の前に、
ちゃんと「仏壇の間」があるんです。
そして、その仏壇も立派。
しかもピカピカで、
きれいに手入れされています。
よく見ると、
梁や鴨居には
槍や弓が掛けられている。
金屏風も収納されています。
いや~、これはすごい。
材木屋として、
これまでいろいろな古い建物を
見てきましたが、
こういう建物って、
天井がすすけて黒くなっていて、
ちょっと怖いような
雰囲気になっているんです。
ところが、
この家は違いました。
木の造りや装飾が、
しっかり見える。
「昔の人は、
こういうところまで考えて
建てたんだなあ~」
と感心してしまいました。
そして、ふと思います。
「今、同じような建物を
新しく建てたら、
いったいいくらかかるんだろう?」
……考えるのがちょっと怖くなるくらいです(笑)。
窓を開けると、
近くの水田から涼しい風が入ってきました。
これがまた気持ちいい。
夏休みの、
ちょっとムシムシした日。
エアコンのない時代でも、
この風を感じながら、
ここでずっと涼んでいたくなる。
そんな室内空間でした。
仏壇の横には、
何枚かの遺影もありました。
何代か前の
ご先祖様でしょうか。
戦争へ行かれたのでしょう、
軍服姿の写真もありました。
この家で、
何代もの人たちが
暮らしてきたんだなあ。
そう思うと、
ただ「古い家」
というだけでは見られなくなります。
建物そのものが、
家族の歴史なんですね。
そして、外へ出ると……
これまた、
とんでもなく広い敷地。
「草取りがたいへんで……」
とおっしゃっていました。
そりゃあ、たいへんでしょう(笑)。
手入れされた庭木があり、
灯籠もありました。
そして、
畳一畳ほどの大きさのお堂まであります。
「これが本家の力か~」
思わず、
そんな言葉が出てしまいました。
すごいなあ。
いいものを見せてもらったなあ。
材木屋として、
こういう家を見せてもらえるのは、
本当にうれしいことです。
感謝しています。

そして、ふと思いました。
最近、
古民家を改装してカフェを始める人が
いますよね。
「古民家カフェをやりたい」という気持ち。
今まで、
なんとなく「素敵だなあ」と
思っていましたが、
この家を見せてもらって、
その気持ちがちょっとわかりました。
この空間を、
誰かに見てもらいたくなるんです。
太い柱や梁。
長い年月を重ねた木の風合い。
広い空間。
庭や灯籠。
そして、
そこを吹き抜ける風。
「ここでお茶を飲んだら、
気持ちいいだろうなあ~」
そんなことまで
想像してしまいました。
ところで……
「いったい何をしに、このお宅へ訪問したの?」
と思われた方もいるかもしれません。
それについては……
また別の機会にお話ししたいと思います。
今日は8月11日。
お盆休みが続いている方も
多いと思います。
よい出会いがあり、
そして材木屋らしい
「木の家」を見せてもらうことができて、
なんだかうれしくなった一日でした。
みなさんも、お盆休みの期間を安全に、そしていい思い出をたくさん作ってください。
せっかくの夏です。
どうぞ、楽しい夏をお過ごしください。
最後までお読みいただき
ありがとうございまいました
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