この冬
あまり雪が降らない地域でも
降雪があったと報道ありました
日本はいろいろな地域があります
昔のボクの体験したこと
聞いてください
身近な家のお医者さん
マイホームドクター
1級建築士
スタートホーム(有)星野材木店の
星野哲です。
↑今日も元気でいきましょう
強い冬型の気圧配置
数日前には
あまり雪が降らない地域でも
雪が降ったとか
雪道に慣れていない人がいて
歩くのに苦労しそうですね
滑って転んでケガをした
なんて人もいたのでは
ネットを見ていたら
靴底にこれをすると
すっごく滑りにくくなる
そんな生活の知恵がありました
↑絆創膏を貼る場所はここ
なんと
絆創膏を貼るそうです
つま先とかかとに1枚づつ
縦向きにはるのです
こんな方法があったのかあ~
そういえば
大学生の頃の体験を思い出します
金沢の学校でした
1年生で
はじめて雪が降った時のことです
大学は日本全国の
いろいろな地域の人たちが集まってくるんです
石川、富山、新潟が多かったけど
大阪、三重、広島、京都の人も
いました
みんな育ってきた
場所や環境が違うから
考え方や行動が違うんですね
雪国育ちなら
雪なら長靴をはく
これがいつもの考え方です
滑らないから安心して
すいすい歩けます
足が濡れて冷たくなるのも防げます
足が冷たいのは
すっごく苦痛ですよね
雪が降ったら長靴です
だけど
三重県出身の親友がいました
どんなに雪が積もっても卒業するまで
ずっと運動靴でした
「こんな日は長靴にしたら」
と どんなに勧めてもずっと運動靴でした
それまで育った場所の
考え方やクセが
残っているんですね
人には地域柄があるんですね
家も同じです
雪国上越には
上越の家のつくり方があります
雪が屋根の上に降り積もります
それに耐えるだけの
骨組みの丈夫さが
必要になってきます
もし
その積雪時に
地震がきても
大丈夫なように
しっかりした構造体にしなくてはいけません
雪が屋根の上にある想定で
さらに地震に耐える訳ですから
これが本当に大変です
去年の能登半島地震は
元旦に発生しました
もしその時に
雪が積もっていた日だったらと思うと
ゾッとします
多分上越でも倒壊した家が
でていたのではと
予想しています
その点では幸運であったと思います
建物の強さを表現するのに
耐震等級が使われています
1から3がある中で
等級3が最強です
同じ耐震等級3でも
雪が降る地域と
降らない地域では
中身が違うのです
雪国の等級3はとても
ゴツクなっています
軒の出や
雪処理するための
隣家との間隔なども
気を配りたいところです
雪下ろしになった時に
こまらない配慮もして
建物を計画する必要があります
耐震だけではなくて
その地域ごとの建て方ってあります
家は全国一律ではないのだなあ
いつも思います
その地域の特性を
よく知っている工務店に依頼するのが
一番おススメです
蛇足ですが
大学時代のはじめて雪が降った日
もうひとつドラマがありました
車をもっていた同級生がいました
京都の人だったので
冬タイヤにしていませんでした
うっすら積もる雪の道
ツルツル滑って
どんなにタイヤを高速回転させても
1センチも前進しませんでした
あれを見ると
冬タイヤの威力
全然違うんだなあ
雪が降るたびに思い出します
もし仮に
冒頭の靴底の絆創膏のこと知っていたら
タイヤに絆創膏を貼ってみたかもしれませんね
どうなることでしょう?
すぐに取れちゃうかも う~~~ん
最後までお読み頂き
ありがとうございまいました
また明日