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  3. 空気を流して いい家づくりをする

よく空気が大切って言いますよね
黄砂にインフルやニオイといった
空気が流れてきて伝わってくるものあります

家づくりでも空気の流れ
大切なのです

今日はそんなお話です

 

 

身近な家のお医者さん
マイホームドクター

1級建築士
スタートホーム(有)星野材木店の
星野哲です。

 

 

↑今日も元気でいきましょう

 

 

 

黄砂が飛んでいる

 

すでに黄砂が飛んでいるそうです
当社の工場長から教えてもらいました
この工場長は
花粉症なんです

春とか 秋とか 
花粉などが飛んでいる時期に
鼻がムズムして
ティッシュが手放せない体質です

そういえば
数日前は青空でした

 

この時期には珍しいなあと思っていました
気分がウキウキうれしい半面
困ったこともあるんですね 

 

 

黄砂もそうすが
インフルエンザも流行していますね

 

感染力が強く
手洗いうがいのほか
マスクしたり
お部屋の換気も注意って
ことですよね

 

 

黄砂もインフルのウイルスも
空気中に漂うもの

空気の大切さ
改めて考えてしまいます

 

 

空気と言えば
家づくりでも空気のことを考えています

雰囲気とか空気感の方ではなくて
物質としての空気です

室内で人が活動すると
呼吸や
燃焼とか
水蒸気や
ニオイで
空気がよごれてきます

だから
換気扇や室内の換気設備を設置して
ドヨ~っとした
空気だまりがないように
工夫しています

どこから新しい空気が室内に入ってきて
どこから出ていくのか

流れを考えながら
換気扇や
ダクトの位置といった出入口を決めています

ドアの下といった
スキマもひとつの経路です

お部屋の中の空気の入口と出口を
考えているんです

 

 

それが室内の空気のお話です

さらに
屋外にも空気があります

木々を揺らす風です

 

さらに
屋外と室内の中間にも空気があります

 

どこかというと
壁の中
天井と屋根の間
床下です

 

これって
後でお客様が
どうこうすることができません

工事中に職人さんが
気にする部分です

覚えておいてほしいのは
こういった所には
空気の流れがあります

夏であれば
熱がこもらないように
家の外に排出する働きもあります

熱い空気はどんどん上昇して
屋根や軒裏などから排出します

スリットや細かい穴がたくさんあいている部分が
みかけませんか?

「ここがそうだよ」と
教えてもらえなければ
気にならないのではないかと
思います 

床下を空気は移動しています

 

 

以前
当社で新築されたお客様で
基礎と外壁のつなぎ目にスキマがある

気になる

と、スポンジ状のパッキンで
スキマを埋めていたお客様がいました

冬の冷たい空気が入るのをイヤがっていました

これは先程の空気の流れでいうと
入口をふさぐことになります

断熱層は
空気を流す層よりも
もっと室内側にあるので
冬に寒くなるということには
結びつきません

ご注意ください

職人さんが
労力をかけてつくった
せっかくの空気の入口は
ふさがないでくださいね

 

 

空気の流れあるのです

室内も
屋外も
その中間も
あること

覚えておいてください

 

 

ボクは「あなたは空気が読んでない」と
奥さんに言われることがあります

人との空気感も大切にしていきたいなあ

 

 

 

最後までお読み頂き
ありがとうございまいました

また明日

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