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  3. 大地震から12年目に思うこと

上越市で家の新築やリフォーム工事をしています

スタートホーム(有)星野材木店の

星野哲です。

 

13日からマスクの着用が個人判断になりましたよね。

みんながマスクしているから自分も着用するみたいな面がありますよね。

マスクしない人は変な人みたいな風潮です。急にはかわらないから徐々に

かわっていくのかと勝手に予想しています。どんな変化があるか楽しみです。

今日も元気にいきましょう。

 

 

さて、

3月11日で東日本大震災から12年となりました。福島をはじめ各地で

鎮魂の行事が行われています。家づくりもあれから随分とかわりました。

耐震のことをとても意識しています。

耐震への向き方を考えるよい機会ではと思います。

 

以前にも書いた方針について書きます。

 

1つ目は、耐震等級3の必要性です。

耐震等級1は建築基準法のレベルです。耐震等級3は等級1の1.5倍の強さです。

消防署や警察署などの災害時の拠点になる建物はこのレベルです。

お客様にとってはコストもアップするし、本当にそれが施主様のために

なることなのかについてです。

一番大切なのはお客様の命です。震度7クラスの地震があっても家に住み続けられることです。

命も守れるし大きな地震があってもその後も住み続けられる家が目標です。

 

2つ目は、積雪のある上越で耐震等級3にすると、とてもハードル高いことです。

屋根の上に雪というとんでもない重量の塊がある状態で、強い地震に耐えぬかなくてはなりません。

雪国の宿命です。それでも耐震等級3にするべきかについてです。

強さと住まい方はバランスが重要です。等級3を目指すと壁だらけの家になり、

住まい方にも影響します。積雪の深さを雪下ろしすることで軽減するとか、

積雪がない状態で等級3になる等級2が落としどころと考えています。

なので表記の上では耐震等級2となります。

積雪あるのは冬だけです。地震の危険性があるのは1年中ということを考えて

高いレベルでバランスを大事にした家づくりを目指してゆきます。

 

3つについてです。家づくりをお考えのお客様はとても勉強されています。

耐震のことだけでなく温熱やデザイン、日射遮蔽や日射取得など多くのことをです。

それらを分かりやすくお伝えしなくてはなりません。自分で理解しているだけではダメです。

わかりやすい例え話も交えながらお伝えできればと思います。

 

 

 

家づくりのこと、家のリフォーム、メンテナンスといった困りごと。

ご質問やご相談ありましたらスタートホームの星野哲までご連絡ください。

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