上越市で家の新築とリフォーム工事をしています
スタートホーム(有)星野材木店の
星野哲です。
事務所のツバメが完全に巣立ちました。
今回は(多分)5つ子でした。
個体差があって最後の1つがなかなか飛び立ちません。
他の子も夜だけ巣にもどることもありました。
が、今は完全にもどってきていません。
無事に巣立ったお祝いしたい気分です。
今日も元気にいきましょう。
さて、
現場報告をひとつ。
2階建ての物置の建前しました。
あっという間に作業が進み
構造躯体の接合部、補強金物のチェックをしてきました。
設計士なのでしっかり監理している訳です。
今回のこだわりは2つです。
■こだわり その1
柱の太さを105㎜サイズに変更
上越は木造だと120㎜角の柱を使うことが一般的です。
雪が降るので上からの垂直の荷重に対応するためです。
東京など関東では105㎜角が一般的です。
最近のウッドショックで木材の価格が高騰しています。
少しでもコストダウンということから今回は105㎜角の柱を
使うことにしました。
柱の太さの断面積だけ見ると30%の違いです。
随分と違いますね。
金額は30%ダウンにはなりませんが、やってみようとなりました。
柱は細くなったけど、強さ的に弱くなったかというと
それは違いますので安心してください。
ただし、
作業的には慣れていない寸法体系なので
大工さん的にはやりにくいだろうなあと思います。
■こだわり その2 物置だけど耐力面材を使用
構造的な計算をすると面材を使いたくなる壁がでてきました。
筋違いをメインに対応して
さらに耐力面材を使用して補強する設計としました。
手法のひとつなので、特別かわったことではありません。
ただし、
それを物置でもしっかり計算していますと
そこが自慢したかったのでした。
自己満足で失礼しました。
実はその他にもこだわりポイントあります。
できあがると構造の木材が見えます。
・柱に墨で書いた番付が見えるから目立たない所や仮テープを使用
・手のさわりそうなところ面取りする
・金物の座金の向きに少し気を使う など
あらわしになって見えるからこそ
気を使う部分があります。
物置といってもあなどれません。
しっかり作業を進めていきたいと思います。
マイホームドクターの星野です。家の困りごとあれば気軽に相談できると好評です。
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