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  3. 折れたバットが○○に生まれ変わる 家の材にもある再利用

価値のある良いものなら
形を変えて別の使い方をする
ってことありますよね

木材だったらそれがやりやすいです
今日はそんなお話です

 

 

身近な家のお医者さん
マイホームドクター

1級建築士
スタートホーム
(有)星野材木店の 星野哲です。

 

↑今日も元気でいきましょう

 

 

 

 

 

折れたバットでつくるメダル

 

新聞の記事にありました
プロ野球選手の折れたバットで
メダルの製作を開始したそうです

学童野球での
表彰に使われているとか

 

国内で消費される木製バットは
年間で数十万本あるそうです

折れたら廃棄するしかありません

SDGsの観点から
木材の3次元利用から
「プロ野球選手が

使っていた道具」
という
価値観があります

 

 

 

バットの表面のガラは
残してあるので
輪切りしたメダルを
チームでつなぎ合わせると
もとの模様

つながるように
なっています

 

絶妙な仕掛けがしてあるんですね
思わず「ほしい~」って
思いませんか?

 

新しい価値を乱つけること
別の形に替えやすいのは
木材だから比較的簡単にしやすいのかなあ

って思っています

 

 

次の家に引き継ぐ材

 

家の部品にも
そういったことってあります

それまでの家で
使われている木材を

新しい家のどこかで使うのです

できれば
暮らしていても目について
存在が身近で感じられるモノが
いいです

 

 

壁の中や
天井に埋め込まれて使うには
もったいないです

 

価値がある良いものを
さらに長持ちさせて
大切に使えればよいですね

 

 

数年前に建て替えさせて頂いたお宅
ご紹介します

 

リビングとお隣の部屋の境目のランマです
なんと屋久杉です

屋久島だけに自生している屋久杉です

 

 

 

保護のために
今は新たな伐採はできません

稀少価値 爆上がり

それでも展示会などでは
屋久杉のお箸やコースターといった
小物の販売しているの
をみたことがあります

ですが
これだけの大きなもの貴重です

 

木の色あいや
年輪の部分
年代を感じます

こちらは
前の家でも同じように
ランマに使われていました

 

 

もうひとつ
同じお宅で玄関の框です

前の家では
天井裏にある梁に
使われていました

 

解体時に取り出しました

丸太だった物を
四角く製材して
玄関の 毎日の生活の出入り
必ず触る部分ですよね

訪問すると
玄関先でとても目につきます

 

存在感が大きいです

 

 

実は
丸太を四角く製材する時に
材木屋なかせのことがあります

なれけばいいなあ~
って思うこと 

それがが刺さっていませんように
です 

ささったまま 
ノコギリを当てると
火花と「バチッ」という音とともに
ノコギリが切れなくなります

そこで作業が中断

ノコギリへのダメージも大きいし
心が折れるほどキツイです

釘があることわかっているのであれば
探せばよいではないか

って思いますよね

だから探すのです

だけど

錆びて色も黒い
木の中にうまっていることがあります

毎回
神様に祈りながら作業しています
釘や小石に当たりませんように 

 

 

それでも生かしたい
価値ある木材です

新しい家で使われたら
いいだろうなあ

しっかり再利用したいです 

 

 

 

冒頭のバットのメダル
いいですね

よい木材は形をかえても生かされる
使われる
木材の良さだなあと思っています

 

 

 

 

最後までお読み頂き
ありがとうございまいました

また明日

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