お役立ち情報
お知らせ
ブログ
古い木の家って、やっぱりいいな。家は手入れをしながら住み継ぐもの
身近な木の家のお医者さん マイホームドクター
一級建築士 スタートホーム(有)星野材木店の星野哲です。
今日も元気でいきましょう!

今日もNHKのテレビを見ていて、
いいなあと思う場面がありました。
紹介されていたのは、
東京にある江戸時代から続く
古いお宅。
築140年どころではない、
歴史のある木造住宅です。
昔は名家だったそうで、
亡くなられた先代は区議会議長を務めていた方。
あだ名は「鬼瓦」と呼ばれるほど
怖い方だったそうですが、
人望があり、
お祭りや会合があると、
いつもたくさんの人が集まってくる、
にぎやかなお家だったそうです。
人が集まる家って、いいですよね。
そんなお家だからこそ、
大切にされてきたのでしょう。
番組の中で特に印象に残ったのが、
奥様の日々のお手入れでした。
和室の天井には木の板が張られています。
昔の家に住んでいた方なら、
見覚えがあると思います。
こうした木の天井は、
長い年月の間に手垢やアク、
すすなどで少しずつ汚れていきます。
そこで、
なんと雑巾で天井を拭くのだそうです。
実際に拭いた雑巾を見せてもらうと、
こんなに汚れが出るんですよ、と。
でも、拭き終わった天井は確かにきれい。
縁側の床も、
ゴシゴシと丁寧に雑巾がけをされていました。
米ぬかなども使っているのでしょうか。
木の床には自然な艶が出ていて、
とても気持ちのいい
表情になっていました。
やっぱり、
木は手をかけるときれいに
なるんですね。
さらに驚いたのが、
このお家はこれまでに2回も
移築されているということ。
荒川の拡張による立ち退きや、
火災などの事情があり、
建物を移してきたそうです。
今の住宅を移築しようと思ったら、なかなか大変です。
柱や梁を一本一本丁寧に解体して、
また組み立てる。
現在の住宅はボルトや金物などでしっかり接合されているので、
それを外して再び組み立てるには相当な手間がかかります。
昔の木造住宅には、
こうして解体して、
また組み立てることができるような知恵や技術が
あったんですね。
材木屋として、
こういう建物を見るとワクワクします。
最近は新築住宅を紹介する番組もよくありますが、
私がついつい見入ってしまうのは、
こうした昔から残っている木の家です。
長い年月を経た木の色、使い込まれた床、
丁寧に手入れされた天井。
新しいものにはない魅力があります。
そして、今回のテレビを見て、
改めて思ったことがあります。
家は建てて終わりではない。
手入れをしながら、
丁寧に住み続けていくものなんだな。
掃除をして、
雑巾をかけて、
汚れたところをきれいにする。
そうやって家を大切にしていると、
家の中の空気も気持ちよくなるし、
自然と人も集まってくるのかもしれません。
番組に登場した奥様も、
お嫁に来たときに、
先代のおばあ様から天井の拭き方などを
一つ一つ教えてもらったそうです。
家のお手入れの仕方まで、
世代を超えて
受け継がれているんですね。
建物だけでなく、
そこに住む人の暮らし方や、
家を大切にする気持ちまで受け継がれていく。
そんな家って、
素敵だなあと思いました。
私たちも、家を新しくすることだけではなく、
今ある家を大切にしながら、
長く気持ちよく住み続けられるような
お手伝いをしていきたいですね。
やっぱり、木の家っていいなあ。
最後までお読みいただき
ありがとうございました
スタートホーム(有限会社星野材木店)は
創業70年の新潟県上越市を拠点とした
地元密着工務店です
住まいのことで何か困ったこと
ご相談したいことがあるときは
お気軽にお問合せください。

